mixiから来ました

(=゚ω゚)ノ 必死のばっちでがんばる人を応援します

☆お知らせ☆

ようやく復旧だーーーーー


ジムだの執筆だの明け暮れていたら、このブログのパスワードと登録時メアドを失念していた

とんでもない人間だ

とにかく告知。

商業デビューしました! なんと七夕の日です(*´ω`*)

田村ゆみか名義で書いています。作品タイトル「王子さまとテレアポします! ①」 ← クリックするとAmazonへと飛びます。

いろんな気持ちを込めて書きました。好きなキャラ等おりましたら、Amazonレビューに書いてくださったら幸いです。

一日も早く2巻目の作業に取り掛かりたいです。よろしくお願い致します……。

  1. 2025/07/18(金) 23:15:36|
  2. きもち
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拙作が商品化されます

小説家になろうさまと、マイナビ出版さまのコラボ企画公募「第2回お仕事小説コン」で電子書籍化枠に入賞しました

http://ncode.syosetu.com/n3008dd/「王子さまとテレアポします!」(まだ今はネットに載せておきます)


この作品は書いた自分でも驚嘆しているのだが、完結後のプレビューが凄いことになっている。

……プレビューというのは、ページをめくられた回数。

色んな方をモデルに戴いちゃった作品なんですが テヘ



……完結後の今さらに作品に込めた気持ちとか語るなんて、あんまり美しくないかもなんですが

(まだ商業デビューもしていないのにね、図々しい)

ずっと前に、他拙作品にネット上だが男性から言われたことがある。

「貴作の○○の主人公――純情一途な男は、かっこいい」

そうか、そういう風に見てくれる男性もいるのか。というのが正直な感想だった。

続きを読む
  1. 2021/01/15(金) 21:57:51|
  2. 自作について……
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呉用ルート終了 恋星エンド☆

「この私に、おまえごときに付け入られる隙があるというのか!」
これ結構ツボったw

ものっそい北方水滸伝風味入ってた呉用だった、キス魔だし、照れ屋だし、嫉妬深いし
怒ったときに敬語になるところとか「わあ呉用さん、わたしと共通点ありますね^^」って言いたくなったw
一途にラブラブ感情を表すところが非常によろしい。

※アプリ攻略記事は、カテゴリをクリックしたら話の最初から読めるように設定していく。

記入日は2015/12/25(金)。追記でストーリーをちまちま上げて行きたい。
  1. 2020/12/25(金) 21:43:01|
  2. 呉用ルート☆おぼえがき
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暇だし文章を思いつかんから、戴宗ルートをつらつらと書いてみる

林冲の女々しさったら無いわーーー! あ アプリですよw あんな男、要らんわー。
進めててイライライライラ(#゚Д゚)y-~~イライラ 史進ルートより全然おもしろくないしw というわけで戴宗ルート書いてみる
(ヤケクソ)



戴宗 1章①  


「うっ…」

体に鈍痛が走る
水の臭い、野の草の臭い
先ほどまで部屋にいたはずなのに

(なぜ…?)

私は恐る恐るゆっくりと目を開いた
辺りを見渡しながら体を起こすと

「…つぅ…」

節々が痛む

目の前には見たこともないような光景が広がっている
大きな湖、遠くにそびえる山々

どこか夢を見ているような気分でぼんやりしていると…

???「なんだ、お目覚めか」
背後からからかうような、低い声がした
ハッとして振り返ると、大柄な男性がこちらに向かって歩いてくる
近づいて来る男性は、見たこともないような格好をしていた

(私、やっぱり夢でも見ているのかな)

ふるふるっと頭を横に振ってみる

???「心ここにあらず、って感じだな」
???「気分、悪くないか」

私のそばにしゃがみこんだ男性は、さりげない仕草で私に手を伸ばした
びっくりして体を引こうとするより素早く、ひんやりとした冷たい手が額を触る

(なんて素早くて…自然な…それに)
(こんな風に体温が感じられるということは、夢じゃ…ない?)

冷静に考えれば、これは大ごとだ
ここは一体どこで、目の前にいる男性は誰なのか

???「ま、飲め。クイッと」

男性が器を差し出した
中には透明な液体が入っている

「こ、れは…?」
???「…何か特別なものにでも見えるのか?安心しろよ、ただの水だ」
???「お前さんが倒れているのを見かけて、気付けに汲んできたんだ」

(私のために…わざわざ…)

「ありがとう、ございます」

自覚はなかったけれど、思ったよりも喉が渇いていたようだった
コクコクと喉を鳴らしながら一気に飲み干す


「…っはぁ…」
???「はははっ、いい飲みっぷりだ。酒の方が良かったかな?」
あ、はいw
ニコニコ…というよりはニヤニヤしながら、男性が私を見つめている


???「で、全部飲んだんだ」
「え?は、はい…」
???「ほぉお、飲んじまうもんなんだねぇ」
「だ、ダメでしたか」
???「お前さん、随分おめでたい生き物だな」
「…なっ」

???「見ず知らずの男が差し出したものに、毒が入ってるとか思わないのかね、普通」
「ど、毒っ!?」

???「もしくは…しびれ薬が入っていて、抵抗できないまま裸にひんむかれて、好きなようにいたぶられる…とかどうよ」
「は…入ってるんですか…?」
???「いや、入ってないけど」
「……」

しびれ薬云々ってさ、原典では呉用・他の皆さん^^が、北水では孔明孔亮・他の皆さんが^^
やらかしたアレからだよねえ 穿ちすぎだろうか ^^;;; 


初対面で助けてくれたのか、それともわざわざイジメルために水を汲んでくれたのか…

(ちょっと…怖い…)

怯えて少し体を離すようにすると、男性はじっと見つめてきた

「あの、何か…?」
???「ん? んー」
???「いい女だな、お前さん」


↓↓ 選択肢 ↓↓

よく言われます +5
ありがとうございます
どこ見て言ってるの?


「…よく言われます」
???「……」

???「お前さん、そこは謙遜しておくもんだぜ。いえいえ私なんか、とか言っておけよ」
???「そうすりゃ、イジメがいもあったってのに…」

(どういう意味ですか、それ…っ!)

反論したかったけど、さすがに初対面の男性に言うには気が引けた

???「ま、俺の感想はどうでもいいんだ。まずは…互いを知ることが第一歩だ」
???「なあ、不思議なお嬢さんよ」
「…はぁ」

???「ここは自己紹介といこうじゃないか」
???「オレの名はタイソウ」
「タイソウ…?」
タイソウ「おう。忘れるなよ。忘れると…何するかわかんねえぞ、オレ」

タイソウさんは頷くと、私の手を取り、手のひらを指でなぞり出した

戴宗「戴宗、こう書くんだ」

くすぐったくて、ドキっとする

(戴宗、変わった名前だな…)

戴宗「お前さんの名前は?」
「あ…っ、田村ゆみかです」

私は同じように戴宗さんの手のひらに字を書いた

戴宗「ほう…いい字面だな。縁起がいい」
戴宗「…こりゃ、拾いもんか?」

(…人を拾いものって、失礼な…)

戴宗「ま、ひとまず行こうか」
「行こうかってどこにですか」
戴宗「…お前、男はいないのか」
「…別れそうなのが一人」
戴宗「はっはっはー!“一人”は良かったな!そりゃ悪いことを聞いた」

戴宗「男が『行くぞ』っと言ったとき、いちいちどこに、なんで、どうしてって聞いていたんだろう」
「…それが何か悪いですか」
戴宗「…いや。何も悪くねえよ」
戴宗「でもな、オレって男はそういうかったるいこと、大嫌いなんだよ。よっと…」
「…きゃあっ!」

突然軽々と私を抱き上げ、肩に背負った

「お、おろしてください!」
戴宗「黙っていろ。すぐに着く」
「だから、どこへ…っ」

戴宗「例えばだ。お前さんが寝ている時に足元でモゾモゾ動く何かがいたとする。どうするよ」
「…飛び起きて逃げます」

戴宗「お前さんならそれでいい。だがな、オレはこう見えて責任ある立場なんだ」
戴宗「敷地内に怪しい人間がまぎれこんだら、とっ捕まえてお偉いさんに監査してもらう。これ常識ね」

(あ、怪しいって…私が!?)

戴宗「さあて、ご案内つかまつろうか!」

戴宗さんはそう言うと、勢いよく駆け出した

「きゃああっっ、ちょっと、揺れる!怖いっ!」
戴宗「はっはっはー!女の悲鳴は大好物でね。あんまり喜ばせないでくれるかな!」
「そんなこと言われてもーーっ!」
ギャグかwww

「ぜぇ…ぜぇ…」
戴宗「よっ、お疲れさん」
「あの…ここは…?」

そこはだだっ広い中国風の宮殿のようで、窓や壁といった敷居が無かった

戴宗「梁山泊の広間」
「リョウザンパク…?」

戴宗「お前さん、本当に何も知らないのか?」
戴宗「無知も装いすぎると、不審に見えてくるもんだぜ。…ま、いいから座れ」

少しだけ強引に、床に座らされる
それと同時に、部屋の中にいかつい男性たちがわらわらと入って来た

大柄なたくましい肉体を持つ美丈夫が数十人…
私が今まで会ったことがないタイプの男性ばかりのような気がした

(なんだろう、この感じ…)

足から伝わる、冷たく固い床の感触
それがまた、私の緊張を高めていく気がする…

戴宗「さてと。あとはよろしく頼むぜ、軍師」

私の目の前で、一人の男性が一段高い所にある椅子に座った
その横に、少し細いタイプの男性が立つ
そして、私と戴宗さんの両端にはたくましい男たちが鎮座している


ぶしつけな視線が体を刺す
それは不愉快と言うよりも、恐怖だった

???「…女」
「は、はい!」

???「名前は何という」
「田村ゆみかと言います」

???「どこから来た」
「……」
???「どこから来た、と聞いたが」
「…聞こえています」
???「なら、なぜ答えぬ」

目元が厳しくなったグンシさんは怖かったが、私にだって意地がある
このキリキリした呉用がカワイイ☆

「…失礼だからです。私は名乗りました。あなたは一方的に私に質問しています」
「…なぜですか」
???「…なんだと」

グンシさんの表情が強張る
体中に刺さる視線
田村www おまえ誰に向かってそんなクチ利いとんねんwww
戴宗「…くっくっくっ」

背後で戴宗さんが忍び笑いをしている

(一体何なの。怖い思いをしてるっていうのに…)

私を睨みつけるグンシさんの視線に、早くも心が折れてしまいそうだった

グンシ「お前は…」
???「まあまあ、呉用」

グンシさんの隣に座る男性が口を開いた

???「彼女の言う事も、もっともだ」
???「ああ…田村さんと言ったかな。礼を欠いてすまなかったね。私は宋江と言います」
「ソウコウ、さん…」
宋江イラストがキモい
宋江「こっちの、失礼な男が…」
???「呉用だ」

ゴヨウさんが不機嫌そうに名乗る

呉用「名乗りはした。名乗った以上は質問を続けさせてもらう」
呉用「女。お前はどこから来た」

(どこって…)

「日本ですけど…」

おそるおそる答えると、場がザワリとした
呉用「…日本という地は知らぬが、どうやって来た」
「自分の部屋にいたはずなのに、気が付いたらここにいたんです」

呉用「…頭でも打ったのか」
「失礼な!本当のことです」
呉用「ならどうやってここに来たと聞いている!」

突然大声になった呉用さんに、少し体が強張る

呉用「…周囲を湖で囲まれた梁山泊に水軍の警戒網にもひっかからず、一人たどり着いていたとは、怪しさ以外何も感じぬ!」
「えっ?湖…?リョウザンパク…?何ですか、それ…」
呉用「質問をしているのは、私だ」

静かなのに、圧力のある声
その声に押されて、黙り込む

呉用「…まあいい。質問を変える」
呉用「お前が師として仰ぐのはどのような人物だ?」
「…はあ?」

呉用「同じ事を二度言うのは嫌いだ」
「師って…あ、先生のこと?」
「…中学の時の担任の先生がいい人でしたけど」
呉用「チュウガクとは?」
「学校のこと…ですけど…」

(あれ…変だな…)

呉用さんとの会話に明らかに違和感を覚える

「どうして師なんて聞いたの?」

突然、一人の男性が声を上げた

呉用「…林冲、後にできないか」
林冲「呉用さんさ。もうこの子、怪しくないと思っているでしょ」
うっせー林w
呉用「…っ!」
林冲「なら、特に試すようなことはしなくてもいいんじゃない?」

陽気で明るい声が、呉用さんの冷たい態度を溶かしていく

呉用「どこかの間者なら、当たり障りのない回答をするものだ」
呉用「北京の誰それの元で学んだ、などとな」
林冲「ああ、なるほど」

呉用「だが…我々の知らぬ言葉を堂々と使うその姿からは、嘘偽りを申している様子は無さそうだ」
呉用「ただ…、同じ言葉を使っているのに、話が通じていない気がする」

(同感です、呉用さん…)

呉用さんは相変わらず険しい表情で、私を食い入るように見つめている

呉用「…まあいい」
呉用「怪しさはぬぐえたが、敵でないと確証できるものも無い。追って詳しい調べを行う」
呉用「今日のところは、牢に入れておくように」
???「…はっ」
「え…ええっ!?」

呉用さんの声に反応した部下らしき人が、私の腕をつかんだ
その時

???「おいおい、一人でお楽しみはずるいんじゃねえの?」



  1. 2020/12/24(木) 22:55:35|
  2. 戴宗ルート☆おぼえがき
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108恋星水滸伝 戴宗1章② 

戴宗「一人でお楽しみはズルイんじゃねぇの?」

私の腕を取った男の動きも止まる

???「……」
戴宗「牢に閉じ込めておくくらいなら…オレにくれないかねえ」
呉用「状況をわかって言っているのか。何者かも分からないのだぞ」
戴宗「オレにとって害がなけりゃいいんだよ」
戴宗「ただまあ…教え込む楽しみはありそうだ」

(…なぜだろう、鳥肌が立つ…)
鳥肌なんか立てている場合か! w そこはワクワク+(0゚・∀・) + テカテカ + 一択で!www

どういうつもりで言っているのか
不安な気持ちでいっぱいな私に向かって、戴宗さんは笑顔のまま片目をつぶってみせた

戴宗「そんなに心配しなさんなって」
戴宗「思ったよりは、悪いようにしねえよ」

ニヤリと笑った戴宗さんの目に怯えていると…

林冲「ほどほどにしといたら?」
戴宗「アア?何のことだ」

???「また使い捨ての駒を新調するのか、っていうイヤミだよ」
林冲「…いや、あの。わざわざ煽らなくてもいいんじゃないのか、李俊くん」

林www 「くん」付けはヤメロwww水滸伝がオマエの御蔭で台無しだwww

(使い捨ての駒?どういうこと?)

戴宗「人聞きの悪いことを言うなよ」
戴宗「オレはこいつのためを思って言っているだけだぜ?」

戴宗「冷たい牢屋の床なんかに女を寝かせ続けてみろ」
戴宗「体調を崩して即おだぶつだ。もしくは見張りが酔っ払ってオイタを…」

李俊「まあ、その意見は同調するがな」
李俊「でもよ、代わりに一体どこに寝かせる気だ」
戴宗「…皆まで言わせるなよ、野暮ってやつだぜ」

戴宗さんはニヤニヤと笑いながら言う

戴宗「てことで、軍師、いいな?」
呉用「…わざわざ言うことでもないが、逃がすな」
戴宗「人を見て言えよ。神行太保サマの脚から逃げられる奴なんて、この世にゃいねぇんだよ」
呉用「…ふむ。それもそうか」
戴宗「…さてと、いろいろ疑問はおありだろうが…、黙ってついてくればエサをあげるぜ、子猫ちゃん」

戴宗さんは私の肩を抱いたまま、広間に背を向けた


広間をあとにして戴宗さんが私を連れこんだのは、打って変わって小さな部屋だった

戴宗「オレの部屋だ。寝るために特化した、いい部屋だろう」

こじんまりとした部屋の中には、ベッドのような寝床が一床
その他には家具らしい家具もない

「そうだ、お礼を言わせてください」
戴宗「…礼だと?」
「あのままだと…私、今頃、牢の中でした」

私の言葉を聞いて、戴宗さんは困ったような笑みを浮かべながら人差し指で頬を掻いた

戴宗「助けた、ねぇ」
「……?」

戴宗「別にお礼を言われるようなことでもねぇんだけどな」
「え、でも…」
戴宗「もしかして、親切でオレが助けたと思ってるのか?」


↓↓ 選択肢 ↓↓

違うんですか? +5
いい人だと思った
親切以外に何が?


「違うんですか?」
戴宗「甘いねぇ、甘ちゃんだねぇ。よくそんな身持ちで生きてこられたものだ」

馬鹿にしているのか感心しているのか、判別つかない調子で言う

戴宗「ま、そんな子猫ちゃんだから、体に教え込むのも楽しかろうて…」
教えこんでくれるんですかぁぁぁぁぁぁーーーっ!
ちょっとシャワー浴びてry
あっあたし花栄さんとか孔明さん、索超さんと公孫勝さまにも教え込んでほしいんですけどっ (´∀`*) 


戴宗「そんなわけで、体と命は大切に。これ、大事だぜえ?」

戴宗さんはニヤリと笑みを浮かべた

戴宗「ここは子猫ちゃんが考えているよりもずっと……危険な場所だからな」
「危険な…場所…?」

戴宗「さっき、見ただろう?広間に居並ぶ男たちの姿を。あいつらは何をする集団だと思う」
「何を…する集団…」

戴宗「ふふふ、それだけ無防備な生き方していたんだ、想像もつかねえだろう」
「えっと…戦…とか」
戴宗「…ほう。なんだ、いい勘してるじゃねぇか」

戴宗「お前さんが戦うとしたら、相手は誰が思い浮かぶ?」
「えっと…、セクハラをする上司とか、仕事をしない同僚とか…?」
戴宗「せくはら? …よくわからねえが、つまり自分とは異なる信念や意志を持っている奴らだろう」
「そういうこと…になりますね…」

「ってことは戴宗さんたちも…」
戴宗「ああ、そうさ。同じだよ」
「戦をする集団が、戦う相手って…?」

私の問いかけに、戴宗さんはドカッと座り、トントンと床を叩いた

戴宗「この地を治める強大な支配者。国だ」
「それって…反乱ってこと!?」
戴宗「ふふふ、言葉を知っているじゃねえか。そういうことになる。ここは反乱軍の中心地だ」

私は改めて、どれだけ危険な人間たちに囲まれていたかを知ってしまった

戴宗「はーっはっはっ!ホント、いい顔だぜ。どうだ、怖くなったか?」

戴宗さんが口だけ笑って、目つきを鋭くしながらにじり寄ってくる
わずかに後ずさった

戴宗「ふふふ、ここから逃げたいか」
「…元の世界に戻りたいです」

自分で口にして、改めて実感する

(私は…今までとは違う場所にいるんだ)
(理屈はわからないけど…きっとあの本が別の世界に連れて来た)

恐怖が増して込み上げてきた

「…りたい」
戴宗「ぁん?」
「帰り…たい…!」

戴宗「それはできねぇ相談だな」
「どうして…っ」
戴宗「まずもってどこに帰るんだ。自分ですらどうやってここまで来たのか記憶がねえっつってんのによぉ」
「…っ!」

戴宗「それに、お前さんがまだ完全にシロと決まったわけじゃねぇ」
「よくわからないけど、私、そんなんじゃありません!」

私は部屋から飛び出そうとした…が…

戴宗「オレから逃げられると思ってんの?」
「……っ!」
さすが神行太保であるなあ

背中を向けたはずなのに、戴宗さんはいつのまにか私の前に回り込んでいる

戴宗「この部屋から…オレから離れてどこへ行くつもりだ」
「元の世界に戻る方法を探しに…」
戴宗「おいおい、記憶力が悪いのはいただけねえな」
戴宗「ここには危険な男達がウロウロしてるんだぜ?」
「……っ」

戴宗「見つかったら牢屋にぶち込まれる…だけならまだいい」
戴宗「下手したら、犯されて弄ばれて死ぬのがオチだ」
「……!」
戴宗「死体は湖にぶち込まれて…お前さんがいたことさえなかったことになる」
  
りょ、梁山泊の湖水葬てのも(゚д゚ )乙なんだろうか笑 

戴宗さんは楽しげに、恐ろしい事を次々と口にする

戴宗「もし運よくここから抜け出すことができたとして、それからどうする気だ?」
戴宗「この国のこと、何も知らなさそうだったが…生きていけるのかい」
「それは…」

何も答えられない
何も知らない
どこへ行けばいいのかも分からない
でも、ここにいるのも恐ろしい

戴宗「……まあ、どこに行こうと、女ひとりってのは辛いもんだ…わかっているんだ…」

戴宗さんが立ち上がり、ゆっくりと私の方へと近づいてきた
目が…少し、優しくなった気がする…

戴宗「そういう時…どうすればいいか、分かるか?」
「どうすれば…いいんですか?」
戴宗「頼れば、いいんだよ…」

戴宗さんが笑みを浮かべた

それは今までのようにからかうものではなく
優しく、包み込まれるような暖かさと私を憐れ慈愛のゆらぎがあった…

「頼…る…」
戴宗「そうだ、男に頼れよ…」
「と言われても…」
戴宗「おいおい、オレじゃあ不満とでも言うのか」

どことなく麻生太郎さんと中川昭一さんを彷彿とさせる口調だと思うんだけど。
かっこいいなあ、こういう言い方。


グッと黙り込む

(わからない…この人が何を考えているのか…)
(からかうようなことや、怖がらせるようなことを言っていたのに)
(こんな優しい笑顔で、頼ればいい、なんて言う…)

戴宗「今、この部屋から出ても、お前さんの周りは敵ばかりだ。よく思い出せ」
戴宗「子猫ちゃんの味方は、オレだけなんだぜ」
「味方…」

でも「子猫ちゃん」は、いかがなものか笑

戴宗「もちろん、お前さんが嫌だって言うなら、無理強いはしねえ…」
戴宗「でも…オレはなぁ…お前さんのことが心配なんだ」
「……」

戴宗「ヤケになって行動を起こして、傷ついちまったりするんじゃねえか、ってさ」
戴宗「こんな綺麗な花が踏みにじられるなんて…オレには耐えられねえよ…」
やだわぁ男って。会ったばかりの女に簡単にそういうこと言うのねっヽ(`Д´)ノw

「……っ」
戴宗「…来いよ」
戴宗「お前さんの不安な心、オレがほぐしてやるから…」

じっと戴宗さんが私を見つめる
戴宗さんはそのまま動かない

それなのに…
私の体は…吸い寄せられるように戴宗さんに足を向けていた…

戴宗「…そうだ、いい子だ…」
戴宗「自分の心に素直になればいい…」

傍に立つと、戴宗さんは優しく私の体を抱きしめた
思っていたよりも優しい仕草、温もり…
優しく髪を梳いてくれる大きな手が、さらに私を安心させる…

(人の体温って…こんなに心が落ち着くんだ…)

随分と長く忘れていた感覚のように思えた

戴宗「…な。あとは」
戴宗「安心して、子猫ちゃんのすべてをオレに任せればいい…」

顎に優しく手がかけられた
上を向かされる

ゆっくりと戴宗さんとの距離が縮まり…

「ん…っ」

唇が…重な…る…



北水もビックリwいいぞ飛脚屋!






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  1. 2020/12/24(木) 21:47:58|
  2. 戴宗ルート☆おぼえがき
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